こんにちは。株式会社ローカルライフに所属しているカナフィルです。
今月からひと月ごとを目安に、ローカルライフのライターの二人で、ひまわり企画さんのブログを更新させていただきます。
地域に根差したかかりつけ薬局として、そして地域と病院を繋ぐ架け橋として。
常に患者さんに寄り添うひまわり企画さんの取り組みを、ブログという形で内外に発信していければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、けやき薬局の渋谷薬局長から、コロナウイルスに対するけやき薬局の対策についてお話を伺いました。感染を予防する取り組みや、けやき薬局のサービスであるお薬の配達まで。薬局全体を見渡し、常に最前線で患者さんと向き合う薬局長という立場から、分かりやすく説明いただきました。
Q&Aの方式で、お話の内容をお伝えしていきます。

Q.コロナウイルスの感染拡大を受け、けやき薬局ではどんな対策をされていらっしゃいますか。
A.窓口に透明なパーテーションを設置し、こまめに換気を行うことで飛沫感染を極力防ぐようにしています。また、患者様側・薬局側共にアルコールによる消毒が徹底されるよう心がけています。患者様には出入り口でのアルコール消毒をお願いする他、薬局職員も都度消毒をしています。待合の椅子や手すりの消毒も積極的に行っています。消毒の際には、効果が最も高いアルコール度数80%前後の消毒液を使用しています。

Q.感染拡大を受けて、薬局側で大きく変化したことはありますか。
A.コロナウイルスの流行に伴い、薬局職員全体の感染予防への意識がより高まりました。基本的なことに見えますが、飛沫感染の予防とこまめな消毒を徹底することが一番効果的です。基本を大切にし、薬局を訪れる方々に安心してお薬を受け取っていただけるように努めています。
Q.問い合わせの増加や大きな混乱はありましたか。
A.今のところ大きな混乱は起きていません。問い合わせの件数も落ち着いている状態です。皆様に安心して来局いただけるよう、今後も対策を徹底していきたいと考えています。
Q.他の薬局と連携して対策していることはありますか。
A.長野県内の各地域の薬局と二か月に一回ほど、さまざまな情報交換を行っています。より効果的な消毒器具の情報等を共有することで、地域全体の感染予防に繋げています。

Q.お薬を家まで配達してくださるサービスがあると聞きました。詳しく教えていただきたいです。
A.11月からヤマト運輸と本格的に契約を行い、ご希望に応じてお薬をご自宅まで配達するサービスを始めました。元々、薬局職員がお薬を配達するサービスを行っていましたが、お届けできる範囲や人数が限られていました。宅配業者と契約することでより多くの皆様にサービスをご利用いただけるようになりましたので、ご希望の際は薬剤師までお問い合わせください。待合室での待ち時間を省くことにより、感染のリスクを減らす効果が期待できます。
Q.お薬の宅配をお願いする際に、気を付けることはありますか。
A.配達をご希望の場合も、病院での診察の後、薬剤師から対面で一度服薬の指導を受けていただく必要があります。その後ご帰宅いただき、ご自宅までお薬をお届けする形となっています。お渡しまでの待ち時間の短縮を図る取り組みであることをご理解いただいた上で、ご利用いただければと思います。また、生協病院以外の処方箋も受け付けておりますので、院外の患者様にも積極的にご利用いただければ嬉しいです。

ありがとうございました。ちょっとした疑問にも丁寧にお答えいただき、不安が解消されました。
1.飛沫感染の防止
2.徹底したアルコール除菌
3.ご希望に合わせ、薬の自宅配達による待ち時間の短縮
けやき薬局では基本と独自のサービスを組み合わせた3つの柱を元に、コロナウイルスの感染予防に努めていらっしゃいます。
コロナウイルスが流行する中でも、変わらず安心して通える薬局であるために。
けやき薬局の皆様が尽力していらっしゃることを感じる、貴重な時間でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
渋谷 貴大(しぶや たかひろ) [けやき薬局 薬局長・管理薬剤師]
箕輪町出身。昭和62年生まれ。
平成24年3月 高崎健康福祉大学 薬学部 薬学科を卒業。
同4月 ひまわり企画に入社。
趣味:映画と音楽鑑賞
箕輪町の良いところ:交通の便が良く住みやすいところ
この記事を担当したのは:
箕輪町在住。ライターのお仕事や手芸、写真撮影に励む日々です。シンプルで身に着けやすいイヤリングなどminneで作品の出品もしております。